日本代表の中で空中戦が最も強いのは?

『Opta』では世界中の試合の詳細なデータを収集している。

今回は、2014年から2015年にかけて全部で8試合の日本代表戦のOptaデータから検証した。その内容は以下の通りである。

ウルグアイ戦(2014年9月, 親善試合)
ブラジル戦(2014年10月, 親善試合)
オーストラリア戦(2014年11月, 親善試合)
パレスチナ戦(2015年1月, アジア杯)
イラク戦(2015年1月, アジア杯)
ヨルダン戦(2015年1月, アジア杯)
UAE戦(2015年1月, アジア杯)

今回は、これら8試合に出場した選手のデータを抽出し、空中戦の勝率を見てみることにしよう。なお、標本は5度以上の空中戦経験がある選手とした。

こちらがその表である。

90%近い数字を記録するDF森重真人がダントツであることが分かる。

森重は16度の空中戦で86.0%の勝率を誇っており、これは3位につける吉田麻也より20%ほど高い数字である。

日本屈指のエアバトラーとして知られる森重。その跳躍力と滞空時間の長さは有名であり、以前Jリーグではこんなシーンが話題となっていた。

しかし、空中戦というバトルは、単にジャンプ力やヘディングの強さだけが影響するわけではないではない。

相手選手とのポジション取りも重要であり、判断能力や予測、駆け引きといった要素も必要になる。2位につける豊田陽平も80%の勝率を誇るが、空中戦の経験数は森重がその3倍である(もちろんFWとDFの空中戦での勝率を単純に比較はできないが)。

大分は、森重がプロデビューを果たした場所である。かつて沸かした観客たちの前で、成長した姿を見せられるだろうか。