3月31日、レアル・マドリーはポルトDFダニーロの獲得を発表した

1991年7月15日生まれのダニーロ。「マイコンの後継者」として期待を集めるパワフルなサイドバックで、マイコンのようにフィジカル勝負で力を発揮するだけではなく、クロスやカットインからのシュートでも良さを見せるのが特徴だ。

レアル・マドリーの日本語版HPでは「長い距離を稼働する右サイドバックで、スピードとテクニック、キック力がある。スペクタクルなフィジカル能力があり、それが自身の特徴の一つと言える攻撃力につながっている」と紹介されており、今夏の移籍市場での動向が注目されていた選手である。

夏の到来を前に、“エル・ブランコ"への移籍を決めたダニーロ。ドゥンガ体制となったブラジル代表でも続けて招集されており、3月の代表戦では2試合で先発出場を果たした。レアル・マドリーにはブラジル代表SBマルセロも所属しており、これでセレソンの両ラテラルがマドリーでプレーすることになった。

日本ではまだまだ知名度の低いダニーロだが、2011年のクラブワールドカップでは来日を果たしている。準決勝の柏レイソル戦ではゴールも決めているのだが、この年のコパ・リベルタドーレスで伝説的なゴールを決めていたのをご存知だろうか?

それは、グループステージのセロ・ポルテーニョ戦での一発である。

【音量注意】


き、強烈・・・!

レアル・マドリー、そしてブラジル代表の偉大なる先輩ロベルト・カルロスを彷彿とさせる一撃である。

ダニーロの利き足は右である。実際、柏レイソルとのクラブワールドカップ準決勝でも右足のキックで直接フリーキックをゲットしている。

しかし、逆足でもこれほど強烈なショットを撃てるなんて・・・。マドリーファンにとってみれば、“ロベルト・カルロス"ばりの弾丸シュートをバシバシ決めてほしいところだろう。

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