先日のチュニジア戦、ウズベキスタン戦の2試合で27人の日本代表選手を起用したヴァヒド・ハリルホジッチ監督。

前回は、歴代日本代表監督の初陣の結果をおさらいしたが、今回は、過去20年間の代表監督が最初の2試合で何名の選手を起用したかを調べてみた。

ワールドカップ予選から指揮をとった岡田武史(一回目)の様な例外はあるが、ほとんどの監督が親善試合2試合で招集メンバー18名から20名となっている。一番多いイヴィチャ・オシム、ジーコ両氏でも21名と平均を大きく逸脱はしておらず、ハリルホジッチの27人が如何に多い人数かわかるだろうか。


ハビエル・アギーレ 18名

GK 川島永嗣
DF 酒井宏樹、吉田麻也、坂井達弥、長友佑都、森重真人、酒井高徳、水本裕貴
MF 細貝萌、田中順也、森岡亮太、柴崎岳
FW 岡崎慎司、皆川佑介、本田圭佑、大迫勇也、武藤嘉紀、柿谷曜一朗


アルベルト・ザッケローニ 20名

GK 川島永嗣、西川周作
DF 栗原勇蔵、今野泰幸、内田篤人、長友佑都、駒野友一
MF 長谷部誠、遠藤保仁、阿部勇樹、中村憲剛、松井大輔、金崎夢生、細貝萌
FW 岡崎慎司、香川真司、本田圭佑、森本貴幸、前田遼一、関口訓充


岡田武史(二回目) 19名

GK 川口能活、楢崎正剛
DF 中澤佑二、阿部勇樹、内田篤人、駒野友一、加地亮
MF 鈴木啓太、遠藤保仁、中村憲剛、山岸智、羽生直剛、山瀬功治、今野泰幸
FW 高原直泰、巻誠一郎、大久保嘉人、矢野貴章、播戸竜二


イヴィチャ・オシム 21名

GK 川口能活
DF 田中マルクス闘莉王、坪井慶介、栗原勇蔵、田中隼磨、駒野友一、加地亮
MF 鈴木啓太、長谷部誠、三都主アレサンドロ、山瀬功治、小林大悟、中村直志、阿部勇樹、遠藤保仁、佐藤勇人
FW 田中達也、我那覇和樹、佐藤寿人、坂田大輔、佐藤寿人

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