4月16日、『Sky Italia』は「イタリア・セリエAのパレルモに所属しているFWパウロ・ディバラは、海外のクラブからのオファーを断る意向である」と報じた。

今季鮮烈な活躍を見せており移籍市場の目玉の一人となっているパウロ・ディバラ。パレルモのザンパリーニ会長も、当初は契約を更新すると意欲を見せていたものの、逆に最近では適切なオファーであれば売却する準備があることを公然と明かしている。

彼に対してはイングランド・プレミアリーグのアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドが興味を示していると報じられてきた。

しかし、ディバラ側は今後のキャリアを考えて不確実性を取り去りたいとのことで、イタリアのチーム以外のオファーを断る方針を固めたという。

セリエAの中ではインテル、ローマ、そしてユヴェントスがその候補だと言われてきたが、その中で彼の移籍金となる4000万ユーロ(およそ52億円)を支払うことが出来るのはユヴェントスだけではないかと言われている。

ユヴェントスは現在ポール・ポグバが高値で売却されるのではないかという噂があり、さらにカルロス・テベスがボカに復帰する可能性があるほか、さらにジョレンテにもスペイン移籍を示唆する報道がある。状況を見れば、確かにユヴェントスが求める可能性は高い。

しかし、もちろんそれでも求められる移籍金が高額であり、それだけの資金を費やすかどうかは不透明である。

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