欧州各国リーグも終盤戦に突入しているが、このほどギリシャでもチャンピオンチームが決定している。

2014-15シーズンのギリシャ・スーパーリーグを制したのは、ギリシャの名門オリンピアコスである。

先週末に行われた第31節、2位につけていたパナシナイコスがパンスラキコス相手に1-2で敗れ、オリンピアコスは第31節を戦わずしてチャンピオンに輝いた。結局オリンピアコスは直後に行われたレヴァディアコス戦を4-0と快勝。ケーキにイチゴを乗せた形である。

オリンピアコスはこれでリーグ5連覇を達成した。昨シーズンはUEFAチャンピオンズリーグでベスト16に進出し、マンチェスター・ユナイテッド相手にホームで2-0と完勝するなど欧州でも着実に実績を残し始めているが、その国内リーグでの優勝回数がすごかった。

なんでもオリンピアコスはこれが通算42度目のリーグ制覇であるらしい。

FIFAもこのような形でその名誉を祝福。オリンピアコスのプロフィールページにはリーグを制覇した年がビッシリと刻まれている。

ギリシャ1部リーグは1927年に設立された。今シーズンが通算79回目のタイトルレースなのだが、うち42回でオリンピアコスが優勝している。これは実に、リーグ創設後過半数のシーズンでオリンピアコスがチャンピオンに輝いている計算になる(占有率は53.16%)。

なお、優勝回数で2位につけるのはパナシナイコスで20回。近年ではPAOKの躍進にともないギリシャ3番手に甘んじており、2010年以来優勝がない。また、AEKアテネは11度のリーグ制覇経験があり、この3チームで79シーズン中73シーズンを優勝していることになる(占有率は92.40%)。

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