23日、国際サッカー連盟(FIFA)は「2015、2016年のクラブワールドカップは日本で開催することが決まった」と公式発表した。

2005年の初開催から6大会をホストしてきた日本。これによって国内王者(あるいはACL王者)としてJリーグのクラブが必ず出場することになり、また大きな話題を集めるはずだ。

日本で繰り広げられてきたこれまでの激戦を振り返ってみよう!

2005年:

5年ぶりの復活となった大会は日本で幕を開けた。初回は6チームが参加しており、開催国王者の出場権はなかった。

大きな話題になったのはオセアニア王者のシドニーFCである。短期間のゲスト契約で加入していた三浦知良、そして元マンチェスター・ユナイテッドのドワイト・ヨークが所属。

後にJリーグにやってくるマーク・ルダンやアルヴィン・チェッコリ、マーク・ミリガンも所属していた。

初戦でデポルティーボ・サプリサ(コスタリカ)に敗れるも、この後クラブワールドカップの常連となるアル・アハリ(エジプト)を5位決定戦で破っている。

決勝戦は南米王者サンパウロと欧州王者リヴァプールが対戦。後者が有利だと言われたものの、27分にミネイロのゴールで先制したサンパウロがその1点を守り切り、記念すべき初回大会の優勝を飾っている。

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