5月2日、『Allafrica』は「エチオピア・プレミアリーグのエチオピアン・コーヒーFCは、マラソンイベントを主催してクラブハウス建設資金の一部を調達する」と報じた。
エチオピアといえばマラソン競技が有名。これまで大選手を何人も輩出してきており、ケニアと共に世界のタイトルを独占している。
しかしサッカーも人気があり、2014年ワールドカップ予選ではプレーオフにまで進出するなど近年強さを見せている。
国内リーグの強豪チームの一つであるエチオピアン・コーヒーFCは現在クラブの強化を目指して3014平方メートルに及ぶクラブハウスを建設中であり、そこには30名分の選手寮、モダンなトレーニングジム、レクリエーションエリア、オフィス、カフェテリアなどが入る予定となっている。
建設については現在50%の完成度で、これまで318万ブルが投じられてきた。クラブはパーティーやコンサートなどを開き、残りの建設に必要な資金を得るために収益や寄付を集めていく予定である。
その一冠として今回エチオピアン・コーヒーFCは10kmのロードレースイベントを行うことを決断した。会場ではスポンサーから提供されたTシャツ8000枚を販売し、120万ブルの収益を得る計画を建てている。
また、エチオピアン・コーヒーFCの選手もこのイベントに参加し、ファンとの交流を行う予定であるとのことだ。