5月6日、スペインサッカー連盟は「政府が策定した新たな法律に抗議するため、5月16日以降全ての競技を無期限に停止する」と公式発表した。

4月末、スペイン政府は国内のサッカーリーグにおける放映権の販売、及びその分配について新たなルールを承認した。

これまでスペインでは各クラブが独自に放映権を交渉する権利があったものの、それがチーム間の格差を招いていた。その窓口を一元化することによって、各クラブへの配分のバランスを取ることが目的になっている。

これらは今後議会で承認を受けた後に2016年から発令される予定となっており、国内全てのプロサッカー競技大会において適応される。

しかし、スペインサッカー連盟は新たな法律の下では収入の分配が不十分であると反対の意思を表明。選手協会との合意の元でストライキを行うことを決定した。

16日から全ての試合が中止された場合、リーガ・エスパニョーラの最後の2週間、5月30日に行われるコパ・デル・レイの決勝などが開催不可能となる。

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