5月19日、『Gazzetta dello Sport』など各メディアは「レガ・プロ、及びセリエDの数十試合を操作した疑いにより、監督、会長、関係者、投資家、選手など50名以上を逮捕した」と報じた。

その中にはローマ下部組織出身のガーナ人選手フランシス・オベング、ギニア代表モハメド・ラミヌ・トラオレも入っている。

一連の事件は21の州にまたがって行われ、2つの犯罪組織が主導していたという。レッジョ・カラブリアを拠点としている著名なマフィア組織ンドランゲタにも関係があるとのことだ。調査対象は70名を超えており、少なくとも5名が逃亡中。関与しているチーム数は30以上になるとのこと。

関係はイタリア内には留まっておらず、犯罪組織はセルビアやマルタ、アルバニア、モルドバ、ロシアなど東欧方面からの資金援助を受けて試合結果の固定を行っていたとのこと。犯人らは今後セリエBの試合にも手を広げようとしていたとのことだ。

現在結果操作されたと考えられている2014-15シーズンの28試合は以下の通り。

  • 2014/9/7 ヒンテッレッジョ対ネアポリス
  • 2014/10/12 セッレント対モンタルト
  • 2014/10/26 ネアポリス対モンタルト
  • 2014/11/2 モノポリー対プテオラナ
  • 2014/11/2 モンタルト対フラッテーゼ
  • 2014/11/2 ドゥエ・トッリ対ネアポリス
  • 2014/11/9 ネアポリス対アクラガス
  • 2014/11/23 ネアポリス対ソッレント
  • 2014/11/23 ブリンディジ対サン・セヴェーロ
  • 2014/11/23 アンドリア対プテオラナ
  • 2014/11/14 ポミッリアーノ対ブリンディジ
  • 2014/10/29 ピサ対トーレス
  • 2014/11/1 ユーヴェ・スタビア対ルーパ・ローマ
  • 2014/11/15 サンタルカンジェロ対アクイラ
  • 2014/11/22 グロッセート対サンタルカンジェロ
  • 2014/11/23 アクイラ対サヴォーナ
  • 2014/10/8 プラート対サンタルカンジェロ
  • 2014/12/15 クレモネーゼ対プロ・パトリア
  • 2014/12/17 モンツァ対トーレス
  • 2014/12/21 バッサーノ対モンツァ
  • 2014/6/11 トーレス対プロ・パトリア
  • 2014/6/17 プロ・パトリア対パヴィア
  • 2015/3/25 アクイラ対トゥットクオヨ
  • 2015/3/29 アクイラ対サンタルカンジェロ
  • 2015/4/19 バルレッタ対ヴィゴール・ラメツィア
  • 2015/4/1 バルレッタ対カタンツァーロ

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