ユヴェントスがCL決勝へ進出し、「復活」の兆しが見えるイタリアのセリエA。その2位の座を宿敵ローマと争っているラツィオは、今季就任したステーファノ・ピオリ監督のもといまだに好調を維持しており、本日20日、コッパ・イタリア決勝で三冠を狙うユーヴェと対戦する。

Lazio 2015-16 Macron Home

その注目の決勝戦を前にしたラツィオが19日、2015-16シーズンの新ユニフォームを発表。伝統的な“ビアンコチェレステ”(白と空色)のホームは、空色を基調にドット柄のグラデーションを取り入れたデザインを採用した。

ラツィオといえば、バルセロナやアスレティック・ビルバオが胸スポンサーを入れる時代にそれを入れない摩訶不思議なクラブとして有名。

「相応のオファーがあれば契約する」とクラウディオ・ロティート会長は以前から語っているが、おそらく会長自身がスポンサーの入っていないユニフォームを好んでいるのだろう。ちなみに、2015-16シーズンからアトレティコ・マドリーと同じアゼルバイジャン政府と契約するという噂もある。

「Noi l’Amiamo e Per Lei Combattiamo」はラツィアーリのスローガンで「クラブを愛し、クラブのために戦う」という意味。そういえば、ドット柄とピンストライプの組み合わせがスタディオ・オリンピコのスタンドでチームを支えるサポーターたちのようにも見える。

この新ユニフォームは、本日のコッパ・イタリア決勝でデビュー予定。クラブの象徴である“鷲”を大胆にデザインした115周年記念ユニフォームでも良さそうだったが・・・。

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