5月23日、『Marca』は「カルロ・アンチェロッティ監督の引き入れを狙うACミランは、補強予算として1億5000万ユーロ(およそ2億円)を準備している」と報じた。

現在レアル・マドリーを率いているカルロ・アンチェロッティ氏であるが、今季の結果を受けて立場が危うくなっていると言われている。

本人はメディアに対して「レアル・マドリーに残りたい」と話しているが、メディアでは既にフロレンティーノ・ペレス会長と会談を行っており、契約解除に向けた話し合いをしたのではないかと予想されている。

そこに接近しているのはかつて指揮したACミランであると言われている。現在シルヴィオ・ベルルスコーニ会長がアジア方面の投資家に株式を売却しようとしている状況にあるが、その交渉の条件にアンチェロッティの引き抜きという文言が入っているという話も。

そして今回報じられたところによれば、ミランはアンチェロッティを引き入れられた場合、5年契約と1億5000万ユーロの補強予算を提供する予定であるという。

もちろんこの資金がどこから出てくるのかは明言されておらず、本当だとしても売却話の進行次第となるだろう。

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