リーガの覇権を奪還したバルセロナにあって、今季もさすがの存在感を見せたセルヒオ・ブスケツは、「僕らは正しい道を行っている。歴史的なシーズンだよ」とその手応えを口にしていた。

クラブ公式HPが明かしたデータによると、バルサは今季リーグで24,888本のパスを試み、そのうち実に88パーセントにあたる21,945本を成功させているという。

そして、そのなかで最も多くのパスを成功させているのがブスケツなのだ。

メッシを200本近く上回る2,036本ものパスを通しているブスケツ。リーガ37試合中33試合に出場しており、出場時間はフィールドプレイヤーではメッシ、アウヴェスに次ぐ3番目。低い位置で、ボールをさばく役割を担っているとはいえ、この数値からしてもチームの“核”といえる存在であることが分かる。

そのブスケツが持つ巧みなパス技術を知ることができるアトレティコ戦でのプレー映像を紹介。

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2つの場面を切り取っただけの動画はわずか40秒ほどで、パス自体も決定的なチャンスを作り出すようなものではない。

だた、見ている人がここに出すだろうと思った予想を裏切るものであったはずだ。「目線でのダマシ」が実に巧みで、顔が向いているのとは別方向へのパスを平然と、そして的確に通している。いわゆるノールックパスだが、相手としてはコースを読み切れず実に厄介。こういうことが普通にできるからこそ、バルサにおいてもトップのパス成功数を記録しているといえる。

ただ単に低い位置で無難にさばくだけではない、ブスケツの高度なパステクニックが垣間見えたはずだ。