6月2日、『Corriere dello sport』は「インテルに所属しているスロベニア代表GKサミール・ハンダノヴィッチは、2019年6月までの契約延長に合意した」と報じた。

インテルとの契約が2016年6月までとなっていたサミール・ハンダノヴィッチは、今夏それを延長することを保留しており、チャンピオンズリーグに出場するためにチームを離れるのではないかと報じられてきた。

特にダビド・デ・ヘアの去就が不透明なマンチェスター・ユナイテッド、デ・サンクティスの後釜を必要とするローマなどが熱心だと言われており、ハンダノヴィッチ自身もメディアに「クラブのプロジェクトが分からない」と漏らしていた。

しかし記事によれば2日の午後の交渉で両者は大きく延長に向けて前進したとのことで、年俸270万ユーロ(およそ3億6000万円)+ボーナスという条件に選手側が合意したという。

ただ、『Onda CERO』からは「インテルはサミール・ハンダノヴィッチの退団に備えてイケル・カシージャスの獲得を検討している」という報道も。

レアル・マドリーは1500万ユーロ(およそ20億円)を求めており、インテルは1000万ユーロ(およそ13億5000万円)での入札を検討しているとのこと。

両者の間には差があるものの、もしハンダノヴィッチがそれなりの価格で売れるのであれば入札額にも変化が出ることが予想される。

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