5月13日、『FourFourTwo』は「2015年度アジアのサッカー選手ベスト50」というコラムを掲載した。

ワールドカップアジア2次予選が開幕する今月に合わせて、その全50選手をQoly編集部でアジアを担当しているKのコメントとともにご紹介していこう。

50位:チャナティップ・ソンクラシン(タイ)


タイで最も期待されている小柄なアタッカー。圧倒的な技術を武器に、既にタイのフル代表でも欠かせない存在となっている。いや、むしろチーム自体が彼中心のものに生まれ変わりつつあると言えるだろう。

「タイのメッシ」と呼ばれ、高い突破力と創造性を備える。一時期は日本のクラブに入団するのでは?とも言われた。

49位:アジズ・マシャーン(クウェート)


クウェートに数多い「アル・アネージ」の中、欧州を経験したことで有名になった。代表には以前から入っていたものの、ベルギーのムスクロン、チェコのプリブラムでプレーし、結果も残してきた。しかし、現在は再びアル・カディシヤーに戻っている。

小柄な体型ながらも、アジアカップではワントップとしても出場。高い技術を武器にする選手で、中盤ならばボランチまでこなすユーティリティプレイヤーである。元々はアブドゥラジズ・アル・アネージという登録名だった。

48位:イゴール・セルゲーフ(ウズベキスタン)

前線の迫力不足に悩むウズベキスタンで、次世代のストライカーとして期待がかかる長身選手。ユース代表ではサイドもこなしており、実際のところ彼もユーティリティなタイプである。

すらっとした長身でありながらも足下の技術にも優れ、自らドリブルで持ち出すことも得意。空中戦にもしなやかなジャンプで強さを見せる。今季はパフタコールでようやくゴールを量産し始めており、ストライカーとしてのブレイクが期待される。

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