6月9日、『Ahram』は「エジプト裁判所は、2012年に発生した観客暴動事件に関与した容疑により、欠席1名を含めた被告11名に死刑判決を下した」と報じた。

2012年2月にポートサイド・スタジアムで発生した大規模な観客暴動事件から3年4ヶ月が経過。エジプトではこの70名以上が死亡した事件の余波がまだ続いており、プレミアリーグは未だに観客の入場を自由に行うことが出来ない。


裁判も長く続けられており、警察官も含めた多くの関係者が逮捕された。4月に暴動の原因を作ったとされるアル・マスリーのサポーター11名に死刑判決が言い渡される方針が示されており、今回それが確認されることになった。

10名に懲役15年、14名に懲役10年、そしてスタジアムの当時の警備長官を含んだ15名に5年の懲役刑が言い渡された。一方で21名については無罪が言い渡されている。

なお、まだこの判決については上訴の権利が残されており、被告側は今後判決を不服として争う意向を示しているとのことだ。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら