今週17日からチェコで開幕するU-21欧州選手権。

2016年のリオ五輪の最終予選でもあるこの大会にはドイツやイタリア、イングランドなど強豪8チームが参加し、同世代のヨーロッパ王者を決定する。

かつてはこの大会から数々のスター選手が誕生しており、ルイス・フィーゴやファビオ・カンナヴァーロ、アンドレア・ピルロやペトル・チェフといった選手たちは同大会でMVPを獲得している。

そんな「スター発掘の場」でもあるU-21欧州選手権を日本で放送してくれるのが衛星放送局の『WOWOW』だ。

普段はリーガ・エスパニョーラやスペイン代表の試合を放送している『WOWOW』。4年に1度開催されるEUROも1996年以降5大会連続で放映権を獲得しており、「欧州選手権=WOWOW」というイメージを持っている人も少なくはないだろう。

さて、そんな同局ではU-21欧州選手権を全部で9試合生中継する予定であるのだが(大会は全15試合)、普段のサッカー中継とは異なり特別な解説者を多数招聘しているようだ。

中継予定試合のコメンタリーのセットを見てみよう。

GS第1節:ドイツ対セルビア

解説:城福 浩(元U-17日本代表監督)
実況:柄沢 晃弘

GS第1節:イングランド対ポルトガル

解説:吉武 博文(前U-17日本代表監督)
実況:田中 大士

GS第2節:ドイツ対デンマーク

解説:川田 尚弘(1.FCケルン 強化部スカウト)
実況:柄沢 晃弘

GS第2節:イタリア対ポルトガル

解説:城福 浩(元U-17日本代表監督)
実況:山田 泰三

GS第3節:チェコ対ドイツ

解説:手倉森 誠(U-22日本代表監督)
実況:山田 泰三

GS第3節:イングランド対イタリア

解説:下平 隆宏(柏レイソルU-18監督)
実況:田中 大士

そう、『WOWOW』は世界が注目するこの国際大会の解説者に、日本サッカーの育成年代に関わってきた一流の指導者たちを招いたのだ!

このメンバーは豪華すぎる!

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