6月18日、『AFP』は「パキスタンサッカー協会(PFF)会長が職務停止になった事件に関して、政府からの干渉があると報告されている」と報じた。

パキスタンサッカー協会の会長はファイサル・サラー・ハヤート氏が12年間務めてきたものの、先日協会の議会において腐敗や汚職問題を理由に非難を受け、職務停止処分を受けることになった。

さらに新たな会長選挙が6月30日に行われることとなり、会長の交代はほぼ確定事項となっていた。

しかしメディアによればこれらの混乱は与党パキスタン・ムスリム連盟ナワーズ・シャリーフ派(PML-N)の干渉によって行われた可能性が高いという報道が行われており、ファイサル・サラー・ハヤート前会長は強く反体制派の行動を批判している。

ファイサル・サラー・ハヤート
(前パキスタンサッカー協会会長)

「我々はPFFのビジネスに対する違法な干渉を拒絶する。あのマフィアどもはパキスタンのサッカーに打撃を与えている。最終的には彼らの行動を通して、FIFAから追放される可能性がある。しかし、そのような状況にはさせないと保証したい」

しかし、反ハヤートのグループは引き下がることを拒否しており、PFF広報担当のハーリド・マフムード氏は以下のように語り、ハヤート氏政権下での汚職がダメージになっていると話している。

ハーリド・マフムード
(パキスタンサッカー協会広報)

「我々はPFF議会の26名のメンバーのうち、18名の支持を得ている。我々はハヤートも出馬することが出来る選挙を6月30日に行う。

彼が在職していた12年間、サッカーは酷く苦しんできた。悪い統治と腐敗によって大きな資金が無駄に浪費されてきた」

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