6月29日、イタリア・セリエAのミランは「ローマからイタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチを獲得した」と公式発表した。

契約期間は2019年6月30日までの4年間。移籍金については2000万ユーロ(およそ27億円)であると推測されている。

アンドレア・ベルトラッチは1991年生まれの24歳。ローマの下部組織で育成されたセンターハーフで、2012年から共同保有の形で所属したジェノアで活躍を見せ、昨年初めてイタリア代表に招集された選手。

先日ローマが保有権の50%をジェノアから800万ユーロ(およそ11億円)で買い取ったものの、その後ジョフレイ・コンドグビアの獲得に失敗したACミランが接触を行い、合意を取り付けることに成功した。

アンドレア・ベルトラッチ

「僕は非常に重要なチームにやってきた。スタートする日を待ちきれずにいるよ。ミランはいつも自分にとってファーストチョイスだった。僕は本当にこのクラブを望んでいた。ミランはすぐに多くの愛情を示してくれた。

重要なプロジェクトがある。そして難しいシーズンの後、大きな野望がある。僕は成長しなければいけないし、成長したい。重要な年を構築し、ミランが頂点に戻ることを助けなければいけない。

重要なシーズンになることを期待している。僕はベストを尽くせるよう試みていくし、出来るだけ高い位置でシーズンを終えたい。

僕は既にアントネッリ、チェルチ、そして監督のミハイロヴィッチと話した。偉大な熱意を感じたよ。そしてうまくやりたいという欲望もある」

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