7月4日、『L'Equipe』は「ディナモ・ザグレブで会長を務めているズドラフコ・マミッチ氏、監督のゾラン・マミッチ氏が汚職の容疑で逮捕された」と報じた。

ズドラフコ・マミッチ氏は1959年生まれの56歳。2003年に会長になって以降、歯に衣着せぬ言動でジャーナリストと敵対したり、クラブの監督をコロコロ変えたり、何度も刑事事件に発展する問題を起こしたりと波風を立てる人物であることで知られる。

かつてディナモ・ザグレブに所属していたクロアチア代表MFルーカ・モドリッチやミラン・バデリの売買にも関わっていた人物である。

記事によれば、マミッチ兄弟は4日の正午過ぎにハンガリーとクロアチア国境近くで警察に身柄を拘束されたとのこと。逃亡や再犯の恐れがあるということで保釈要求は却下されている。

逮捕された理由については、この6年間で数百万ユーロに上る脱税、そして裁判官に賄賂を支払ったという汚職疑惑であるとのことだ。

既にマミッチ兄弟はザグレブの裁判所に到着しており、17時40分には弁護士セド・プロダノヴィッチ氏が合流していることが報じられている。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら