『Sky』は「イタリア・セリエAのインテルは、ヴォルフスブルクのクロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチの獲得に向けてオファーを増額した」と報じた。

以前からインテルはドイツで活躍するペリシッチに興味を示していると言われており、交渉を進めていた。選手は中立の立場を取っていると代理人が『FCInternews』に明かしているが、ヴォルフスブルク側は販売に前向きではない。

そして現在インテルは出場数に応じて行使が義務となる購入オプション付きのローン移籍を求めている。

その条件は200万ユーロ(およそ2億7000万円)での2年ローンに購入オプション1300万ユーロ(およそ17億6000万円)+ボーナス最大200万ユーロ、あるいは200万ユーロの1年ローンに購入オプション1800万ユーロ(およそ24億5000万円)というものだと報じられている。

しかしヴォルフスブルクのクラウス・アロフスSDはペリシッチの販売を行うつもりはないと『Kicker』に話しており、即座の2000万ユーロ(およそ27億円)の支払いを求めているという。

クラウス・アロフス
(ヴォルフスブルクSD)

「インテルがペリシッチに注目していることは知っている。そして、彼らがペリシッチに興味を持っている唯一のクラブというわけでもない。

我々は彼を売るつもりはない。そして、この条件がインテルにとって経済的に都合の良いものだとも思えんがね」

【次ページ】インテルの別の動きは?