7月6日、イングランド・プレミアリーグのワトフォードは「トッテナム・ホットスパーから、フランス代表MFエティエンヌ・キャプーをクラブ史上最高額の移籍金で獲得した」と公式発表した。

移籍金は非公表であるがメディアでは600万ポンド(およそ11億円)であると言われており、期間は4年間だと報じられている。

エティエンヌ・キャプーは1988年生まれの26歳。ニオールやアンジェの下部組織で育成され、2007年にトゥールーズでプロデビューを果たしたボランチである。

2年目からレギュラーとしてフランスリーグで活躍を見せ、センターバックもこなすなどチームの守備の中心的な存在に成長。2013年にはトッテナム・ホットスパーに1100万ユーロ(現レートで14.8億円)の移籍金で買い取られた。

しかしイングランド・プレミアリーグではあまり出番が与えられず、2シーズンで公式戦36試合の出場に留まり、今夏はチームを離れる可能性があると言われていた。

【次ページ】ワトフォードの別の動きは?