7月も2周目に差し掛かり、欧州各チームがいよいよ新シーズンに向けて動き出す頃。

なかでもプレミアリーグは開幕が早く、来週ミッドウィークから本格的にプレシーズンツアーが始まることになる。

今年はシンガポールで、「プレミアリーグアジアトロフィー」が開催される。

これは、プレミアリーグがアジアで開催するプレシーズンツアーで、2003年から2年に1度行われている。現地のチームも招待しており、今年はアーセナルやエヴァートンの他シンガポール選抜チームも参加する。

また、もはや恒例となったインターナショナル・チャンピオンズカップは今年から中国、オーストラリアラウンドが開設。これまではアメリカで開催されていたが、この夏はマンチェスター・シティがオーストラリアで戦う予定だ。2015-16シーズンに向けた準備がいよいよ始まろうとしているのだ。

このように、プレミアリーグクラブは今年も世界中に遠征しプレシーズンマッチを戦うのだが、その移動距離がエゲつないことになっているようだ。

英国『Mail Online』によれば、プレミアリーグ20クラブがこの夏プレシーズンツアーで移動する総距離は18万2864マイル。

kmに直すと、およそ29万4228kmだ。主なビッグクラブの移動距離は以下の通りである。

リヴァプール:2万4030マイル(およそ3万8664km)
マンチェスター・C:2万1112マイル(およそ3万3969km)
アーセナル:1万3490マイル(およそ2万1705km)
トッテナム:1万523マイル(およそ1万6931km)
マンチェスター・U:1万988マイル(およそ1万7679km)
チェルシー:7991マイル(およそ1万2857km)

プレミアリーグの中で、この夏最も移動距離が長いのはリヴァプールである。

やはりプレシーズンはアジアを回るようで、バンコク(タイ)→ブリスベン(オーストラリア)→アデレード(オーストラリア)→クアラルンプール(マレーシア)→ヘルシンキ(フィンランド)という順。

地球一周がおよそ4万6000kmなので、リヴァプールはこの夏その8割ほどの距離を移動するのだそうだ。シーズンの準備段階でこれだけの距離を移動するとなると、さすがに選手のコンディションが心配になってしまう・・・。

ちなみに、プレミアリーグ全クラブの総移動距離29万4228kmは、地球約6.4周にあたる。

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