ウカシュ・ピシュチェク(ポーランド)

ドルトムントでもお馴染みの、ポーランド不動の右サイドバック。パターンで言えば典型的な「1」で、ポーランドは2010年大会、2014年大会と連続して予選で敗退している。チームにはロベルト・レヴァンドフスキやグジェゴシュ・クリホヴィアクといったタレントもいるだけに、2018年大会への期待は大きい。怪我が多いピシュチェクだが、ロシアの地でその活躍を見ることはできるだろうか。

ルイゾン(ブラジル)

34歳になったブラジルの大型DFルイゾン。2006年大会と2010年大会の2大会で本登録メンバーに選ばれているものの、いずれも出場機会がなかったという経歴の持ち主。パターンで言えば「2」にあたるが、これに当てはまる有名選手を探すのがなかなか難しい。ベンフィカでの12シーズン目を迎えた2014-15シーズン、ルイゾンは30試合に出場するなどまだまだ健在であるようだ。

マティヤ・ナスタシッチ(セルビア)

Nastasić zvanično u ŠalkeuFudbaler Mančester Sitija Matija Nastasić prešao je na šestomesečnu pozajmicu u Šalke, saopšteno je na sajtu nemačkog kluba.
Posted by Fudbalski savez Srbije on 2015年1月12日

セルビアの新たなDFリーダーとして期待されるナスタシッチ。左足のキックも正確で、攻撃の起点になるパスも隠し持つ。セルビアにはブラニスラフ・イヴァノヴィッチやネヴェン・スボティッチといったDFたちがいるが、彼らはワールドカップを経験済み。セルビア代表はサポーターの暴動などのペナルティもあり早くもEURO2016への出場権を失ったが、2018年に向け奮闘に期待したいところだ。

ダヴィド・アラバ(オーストリア)

ナイジェリア系の父とフィリピン系の母との間に生まれ、オーストリア代表として戦うアラバ。代表チームではボランチとしてもプレーするアラバだが、このチームでは左サイドバックとして起用したい。そのポテンシャルは周知の通りで、2014年大会の予選ではチーム最多となる6ゴールをあげた。オーストリアは過去7大会に出場。最後に出場したのは1998年大会である。

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