8月8日、『L'Equipe』は「マルセイユのマルセロ・ビエルサ監督が昨年の夏に求めていた選手達に何が起こったのか?」という記事を掲載した。

昨年マルセイユの監督に就任したマルセロ・ビエルサ氏は、クラブに対して補強候補の12名を提案したものの、その全てが獲得されなかったことを記者会見で明かしている。

その結果緊急的に獲得されたブラジル代表DFドリアは全く使われずに不良債権となり、最終ラインにはサイドバックのモレルがコンバートされるなど不安定な状況になった。

あの頃ビエルサ監督が求めた候補とはどんな選手で、結局マルセイユにはやってきたのか?

ルーカス・オカンポス

現所属:マルセイユ

昨年夏の段階では獲得することが出来なかったものの、1月にレンタルで契約に成功し、今夏700万ユーロ(およそ9.5億円)で買い取っている。

カリム・レキク

現所属:マルセイユ

昨年夏にマルセイユの会長ヴァンサン・ラブルヌは彼のエージェントに会ったものの、選手がPSVに残ることを望んだ。今夏モレルの後釜として、マンチェスター・シティから借り受けることに成功した。

ハビエル・マンキージョ

現所属:マルセイユ

昨年夏はアトレティコ・マドリーからリヴァプールに2年のレンタルという異例の移籍を行った。マルセイユは蚊帳の外になってしまったが、リヴァプールがその契約を1年で切り上げたため、今夏獲得に成功している。こちらも買い取りオプション付きのレンタル。

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