バルセロナの王子様系MFイヴァン・ラキティッチ。11日、セビージャとのUEFAスーパーカップに出場し、チームの勝利に貢献した。

ラキティッチにとってセビージャは古巣のクラブである。

退団の際には会見で涙を流し、昨シーズン、エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンに凱旋した時にはサポーターから熱烈な歓迎を受けるなどしており、未だに良い関係を築いているクラブである。

そんなラキティッチはこの夏、ラケル・マウリさんとの挙式を挙げ、ハネムーンを楽しんでいた。その様子はQolyでもお伝えしていたが、最愛のパートナーとの馴れ初めについてのエピソードを英国『Mail Online』が伝えている。

ラキティッチがラケルさんと知り合ったのは、2011年1月のこと。当時ラキティッチはシャルケに在籍していたがセビージャ移籍を直前に控えており、チームが用意したホテルに宿泊していた。

そこでひょんなことから後の奥さんと知り合うのだが・・・その口説き方があまりにもカッコ良かったのご紹介。

イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)

「(セビージャの)スポーツディレクターとの話し合いの後、クラブが用意したホテルに戻った。

その翌日にメディカルチェックが行われ、会長と契約を結ぶことを僕はその時知っていた。だからナーバスだったし、眠りたくなかった。そして、コーヒーを飲みに兄弟と一緒にホテルのバーに行ったのさ。

そこでは、今の僕の奥さんが飲み物を出してくれた。あれは1月27日で、移籍市場が閉まるまではまだ4日あった。他のクラブも僕に連絡を取ってきていて、現地に飛んで契約をするためのプライベートジェットを用意していた。

そこで僕は兄弟に『いや、僕はセビージャの会長にこう言ったんだ。明日契約を結びます。そして、あのウェイトレスさんと結婚します、とね』と話したんだ。

(セビージャに移籍してからの)最初の三ヵ月くらいはそのホテルに宿泊していた。そして毎日そのバーに足を運び、コーヒーかファンタオレンジを注文していた。なぜなら、その二つだけが僕がスペイン語でオーダーできたものだったからね。

彼女じゃない女性が僕に対応しようとしていたら、『いや、君じゃないんだ。違う子なんだ』と言わなければならなかっただろうね(笑)

ラケルはよく『仕事をしなければいけないので、お話しできません』と言っていた。しかしある日、僕の友人の一人が、彼女がオフでバーにいることをこっそり教えてくれて、僕は車に飛び乗ってバーにまで駆けつけた。

そして僕は彼女に近付き、椅子を引いてこう言った。『来ちゃった。今なら僕とお話しできるんじゃない?だって、君は今お仕事中じゃないもの』とね。

彼女は次の日、僕とディナーに行ってくれた。その時から僕らはずっと一緒さ。ジョージ・クルーニーだって、こんなに上手くはやれないよ」

ラキティッチが「ハリウッドくらいのラブストーリー」と語る、愛の記憶であった。