今季、井原正巳監督が就任したことで注目されているアビスパ福岡。

開幕3連敗という最悪のスタートを切った彼らだが、29節終了時点での順位は、堂々の5位。5年ぶりとなるJ1昇格へ向け、昨年J2で20ゴールを記録し湘南のJ1復帰に貢献したウェリントンをシーズン途中で獲得しており、最近も金沢、磐田を相手に連勝を飾っている。今もっとも波に乗っているチームの一つだ。

その福岡は、今年でJリーグ参入から20周年目。9月20日(日)のJ2リーグ第32節、コンサドーレ札幌戦が20周年記念試合に設定され、懐かしさあふれる記念ユニフォームで試合に臨む。

さらに、同日にはクラブOBによるレジェンドマッチ「20周年記念OB戦 ~ちかっぱめんたいマッチ~」が開催予定で、14日はこの試合用の新ユニフォームがクラブから発表された。

Avispa Fukuoka 2015 Athleta 20th Anniversary (Legend Match)

レジェンドたちが対戦するため、2チーム分用意された今回のキット。サプライヤーであるATHLETA(アスレタ)のユニフォームオーダーシステムを利用して7月に募集したファンやサポーターからの意見を元に、クラブとOB関係者らによる厳正なる協議の上、決まったデザインとのことだ。

FP用の一つ目は、『THE LEGEND』をコンセプトにデザインされたオーソドックスな紺のユニフォーム。差し色にはアビスパらしいシルバーを使い、レジェンドということでネームと背番号にはゴールドを配色している。

そしてこちら。福岡といえばそう、明太子だ。

「ちかっぱめんたいマッチ」に因んで、全身めんたいこをイメージした意欲作。ボディ中心の赤とピンクの迷彩で明太子の粒々を表現したほか、赤を基調とすることで博多の男の“熱さ”も表現している。

ちなみに、OB戦は明太子の老舗ふくやによる協賛マッチのため、胸には「味の明太子ふくや」のロゴ。背中に入った「伊都きんぐ」のイチゴとの奇跡的なコラボがまた素晴らしい。

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