プレミアリーグ第2節、チェルシーはアウェイでのマンチェスター・シティ戦で0-3の完敗を喫した。

チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「この3-0は全くのフェイクだ。もしアザールが得点していれば、1-1となり彼らは危うくなった。2、3点目は選手のミスだ」と敗戦の弁を述べていたという。

昨季王者のチェルシーだが、これで開幕2戦は1分1敗。『Opta』によれば、プレミアリーグにおいて前年覇者が開幕2試合で勝てなかったのは、2007-08のマンチェスター・ユナイテッド(2分け)以来2度目のことだという。

また、チェルシーは8月のプレミアリーグの試合ここ28戦を23勝5分と一度も負けていなかったというが、久々に敗北を味わうことになったようだ。

そして、ジョン・テリーがモウリーニョ政権下において、途中交代になるのはこれが初。

テリーは前半終わりでクルト・ズマと交代になった。この件について、モウリーニョは「彼は怪我は一切していない。ズマは我々の素晴らしいDFだ。シティがカウンターを仕掛けてくることは分かっていた。ジョン・テリーは私が完全に信頼している選手だ。そこには何の疑いもない」と語っている。

さらに、モウリーニョ政権下においてチェルシーがマンチェスター勢(シティとユナイテッド)に1点以上奪われるのはこれが初、だとか。

これが本当なら驚くべきことだが、本当なのかざっと調べてみた。

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