レアル・マドリーからレアル・ソシエダに復帰することが決まったアシエル・イジャラメンディ。

2年前に3800万ユーロ(約50億円)ともいわれる移籍金でマドリーに引き抜かれたものの、確固たる地位を確立するには至らず。ただ、本人は「うまくはいかなかったが、経験から学ぶことができた。全部悪かったとは言えない」と語っており、まだ25歳という年齢を考えても、これからの再起に期待したい。

そんななか、『as』では、「イジャラメンディはフロレンティーノ・ペレス会長にとって18番目の移籍失敗」とする記事を配信していた。

支払った移籍金に見合う活躍ができなかったり、獲得した金額と比べて売却額が見合わないものだったりしたケースを失敗としているようだ。また、移籍金の収支でプラスになっても活躍できなかった選手については失敗としている。

2期11シーズンに渡りマドリーの会長を務めるペレスのもと獲得された選手は合計63人。イジャラメンディが18人目だとすると、3割近い28パーセントが失敗ということになる。

そして、名前が挙げられていたのは以下の選手たちであった。

フラヴィオ・コンセイソン
ペドロ・ムニティス
ワルテル・サムエル
ジョナサン・ウッドゲイト
マイケル・オーウェン
トーマス・グラヴェセン
シシーニョ
カルロス・ディオゴ
アントニオ・カッサーノ
パブロ・ガルシア
カカ
ペドロ・レオン
セルヒオ・カナレス
ヌリ・シャヒン
ハミト・アルトゥントップ
マイケル・エシエン
アシエル・イジャラメンディ
ルーカス・シウヴァ

こららの選手全てを失敗としてしまうとは、なかなかに手厳しい…。なお、ルーカス・シウヴァはマルセイユへのローンが決まったところでまだ正式に退団はしていない。

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