プレミアリーグで開幕から2連勝。前節はアーセナルを相手にアウェイで引き分けたリヴァプールだったが、4節のウェストハム・ユナイテッド戦でプレシーズンを含め今季初黒星を喫した。

開始早々の3分にマヌエル・ランシニのゴールでウェストハムが先制したこの試合。勝負の流れを決めたのは29分のマーク・ノーブルの追加点だろう。

自陣深くでボールを奪ったはずのクロアチア代表DFデヤン・ロヴレンが、なぜか相手にパスしてしまい最後はノーブルが冷静にコースへ流し込んだ。

試合はその後お互いに退場者が出たものの、後半アディショナルタイムにディアフラ・サコのゴールで駄目を押したウェストハムが3-0で快勝。開幕戦のアーセナル戦に続き強豪相手のアウェイゲームで勝利を収めた。

ウェストハムのスラヴェン・ビリッチ監督は試合後、ロヴレンだけでなくリヴァプールのチーム全体にミスが多かったことがこの日の勝因だったと語ったが、それでも大きなミスであったことは違いない。

以前からやや軽率なプレーが目立つ26歳のセンターバックはリヴァプールファンにとっても気になる存在のようで、今回のミスを機に30秒ほどではあるがまとめ動画が作られてしまっている。

2つ目のシザーズもウェストハム戦でのもの。この“ふわっ”とした感じを何とか克服し、より良いDFに成長していくことが彼には求められそうだ。

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