シーズン開幕後も出場機会を確保できず、去就が注目されていたマンチェスター・ユナイテッドのFWチチャリート。

その移籍先はドイツの強豪レヴァークーゼンに決定した。

昨シーズンはレアル・マドリーにローン移籍していたチチャリート。出場時間は少なかったが、UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝アトレティコ・マドリー戦では値千金の決勝ゴールを決め、チームの準決勝進出に貢献していた。

しかし、そんなチチャリートもローンバックしたユナイテッドではなかなかルイス・ファン・ハール監督の信頼を掴むことができなかった。ここまで4節を終えたプレミアリーグでの出場試合数はわずかに1。CLプレーオフのクルブ・ブルッヘ戦ではPKを蹴るもスリップして失敗してベンチには暗雲が立ち込めるなど、移籍のムードは日に日に強まっていった。

そんなチチャリートは移籍期限の最終日、ドイツへと飛びレヴァークーゼンと契約した。革命児ロジャー・シュミットの下でどんなプレーを見せてくれるのか今から楽しみでならないが、加入記者会見でユナイテッドを退団した理由を語ったようだ。

チチャリート(レヴァークーゼン)

「私は、自分自身が重要であり幸福であると感じられる状態に戻りたい。私は幸せを探したいんだ。

バイヤー(レヴァークーゼン)は、私が重要であり愛されていると感じさせてくれた。

だから、ここに来ることは難しい決断ではなかった。チームは、私が求められていると感じさせてくれたんだ。

重要なことを成し遂げられるよう手助けしたい。私はとても愛されていると感じた。

心とそして頭の中で、ものごとを達成できるよう望むよ」

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