9月8日、『Sky Sports』は「スペイン代表GKダビド・デ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドでプレーできるチャンスを待つと話した」と報じた。
今夏レアル・マドリーへの移籍が行われるはずだったが、手続きの遅延によって期限に間に合わず破談になるというトラブルを経験することになったデ・ヘア。
この影響でマンチェスター・ユナイテッドではアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロにポジションを奪われており、プレー機会を失っている。
8日に行われたマケドニア戦で久々の公式戦を経験したデ・ヘアは、クリーンシートを達成することに成功し、ブランクを感じさせないプレーを披露。試合後のインタビューでは、マンチェスター・ユナイテッドでもチャンスを得られるようその時が来るのを待つと話している。
ダビド・デ・ヘア
「いい感じだった。デル・ボスケ監督は僕に自信を与えてくれている。プレーできたことにはただ幸せを感じているよ。
僕はプレーしたい。素晴らしいチームメイトにはとても感謝している。そして監督にも。
今、我々は仕事を継続していく必要があり、クラブでも幸運が訪れるかどうかは様子を見よう。僕は落ち着いている。努力し、改善し続けていくだろう。結論としては、僕はサッカーを楽しんでいる。幸せだ」
そして、マンチェスター・ユナイテッドでのチームメイトのフアン・マタも、デ・ヘアはクラブでの問題は持っていないと話し、復帰に向けたハードルはないと答えている。
フアン・マタ
「デ・ヘアはクラブから、そして監督からとても注視されている。僕はきっと同じように続いていくと信じているよ。
僕が見る限り、彼が復帰することに関して、クラブにも、監督にも、ファンにも何らかの問題があるとは思わない。
ファンは彼をとても愛している。過去2年、ダビドはチームのベストプレーヤーだったし、彼のセーブが我々に多くのポイントを与えてくれた。僕は、彼が今季もよい働きをするだろうという考えに何の疑いも持っていない」