かつて木村光佑が所属したことでも知られる、MLSのコロラド・ラピッズ。

同クラブはなんと選手スカウトにおいて、ビデオゲームを活用しているという。『Vice Sports』からの情報として、MLS公式が伝えている。

スポーツ・ディレクターのパドレイグ ・スミス氏が明かしたそうで、選手を雇う際に人気ゲーム『Football Manager』をスカウティングツールとして使っているとのこと。

同ゲームには60万人もの選手が収録されており、ほぼ全ての選手のプロフィールには250もの特性が含まれているという。コロラド・ラピッズは開発元である『Sports Interactive』に選手情報について、直接問い合わせをすることがしばしばあるそう。 また、そうでない時は、スミス氏自らゲームを起動させて、データをチェックすることになるとか。

「多くのリーグがカバーされており、多くの選手たちもカバーされている。多くの情報を本当に我々にもたらしてくれます」と語るスミス氏が同ゲームをスカウティングツールとして利用し始めたのは、IFA(北アイルランドサッカー協会)で働いていた時だったという。

同氏はコロラド・ラピッズがゲーム上の強さだけでその選手と契約することは決してないだろうとつつ、ゲームのデータベースは価値あるツールであるとも述べたそう。

「『Football Manager』のデータベースの素晴らしさのひとつはとてつもなく幅広い情報です。それはデューディリジェンスリポートに加えられるであろう別のリソースを提供してくれます」

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