2003-04シーズンのプレミアリーグにおいて、無敗優勝という偉業を遂げた当時のアーセナルには『The Invincibles(無敵)』という異名が付けられている。

アンリにベルカンプ、ピレスにヴィエラらが織りなす魅惑のフットボールはある種伝説として語られているほどだ。この『The Invincibles』について、マンチェスター・シティのMFヤヤ・トゥレが語ったと、『guardian』が伝えている(彼の兄コロは当時のメンバーでもある)。

当時アーセナルはリーグ38試合で26勝12分という圧倒的戦績を残したが、トゥレはこれを今再現するのは不可能だと考えているようだ。

ヤヤ・トゥレ(マンチェスター・シティMF)

「プレミアリーグはずっと進歩を続けている。ビッグクラブが多額の資金を選手に投資する様を見るに、『The Invincibles』がプレミアリーグに現われることはもう二度とないだろう」

「全てのチームが資金を使っているし、大物選手を買っている。ウェストハムや、レスターでさえもね。ストークはバルセロナから選手を連れてくるのに資金を投下している。

どれほどプレミアリーグが競争的であるかが分かるだろう。全ての選手たちがイングランドに来たがっているし、上達し、いいプレーをしたがっているからね。

チェルシーがホームでクリスタル・パレスで負けるのを目にしても驚きではない。プレミアリーグは難しいんだ」

今ではどのチームも選手獲得に多額の資金を投資しており、当時のアーセナルのような突出した存在は現われないだろうと語ったトゥレ。

ただ、この発言はシティがホームでウェストハムに1-2で敗れた後に口にしたものでもある。ここまでリーグ無敗無失点を誇っていたシティでさえ、足をすくわれるのが今のプレミアリーグなんだということを言いたかったのだろう。

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