破格の移籍金が話題となった、マンチェスター・ユナイテッドの新加入選手アントニ・マルシャル。

一時は獲得に疑問をもつファンもいたが、蓋を開けてみればその活躍ぶりは一目瞭然。リヴァプールとのダービーマッチで途中出場しユナイテッドでの公式戦デビューを果たすと、この試合でいきなり初ゴールを奪って見せる。

その後も「アンリ2世」と呼ばれるだけの秀でた才能を発揮しており、ここまでユナイテッドで4得点をあげている。

さて、そんな“好調”マルシャルだが、代表戦でも短い時間で結果を残すことに成功している。

8日、アルメニアとの親善試合に臨んだフランス代表のディディエ・デシャン監督は、マルシャルをベンチに置きこの試合をスタートさせた。そして2-0で迎えた63分、マテュー・ヴァルヴエナとの交代でマルシャルを投入するのだが、途中出場からわずか16分後、そのマルシャルは鮮やかなテクニックでゴールを演出した。

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79分、味方選手から縦パスを受けると左足のヒールでコントロールし、前線のスペースへ。

ここにカリム・ベンゼマが走り込んで冷静にゴールを沈め、この日4点目のゴールが生まれた。

アルメニア守備陣の枚数が足りていなかったとはいえ、相手の意表を突くトリッキーなプレーであった。ちなみに、試合はこの得点がダメ押しとなりフランスが4-0で勝利。ベンゼマはこのプレーで足を痛め、途中交代している。

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