昨季覇者チェルシーの不調やクリスタル・パレス、ウェストハムなどの躍進が目立った今季のプレミアリーグ序盤戦。

ここまで8節を終えシーズンのおよそ四分の一を消化した形だが、リーグ公式がクリエイティビティを発揮している選手たちについて取り上げていた。

まずは、チャンスクリエイト数の多い選手トップ5。

1位 33回 ディミトリ・パイェット(ウェストハムMF)
2位 31回 メスト・エジル(アーセナルMF)
3位 29回 サンティ・カソルラ(アーセナルMF)
4位 28回 エデン・アザール(チェルシーMF)
5位 25回 ドゥシャン・タディッチ(サウサンプトンMF)

ここまで誰よりも多くのチャンスを演出しているのは、ウェストハムの新戦力パイェット

チームもアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・シティを撃破するなど、アップセットを連発しており、そのなかでもパイェットの存在感は圧倒的である。

お次は、“ビッグ”チャンスクリエイト数の多い選手。

1位 6回 エクトル・ベジェリン(アーセナルDF)
2位 5回 サンティ・カソルラ(アーセナルMF) 、ディミトリ・パイェット(ウェストハムMF)
4位 4回 メスト・エジル(アーセナルMF)、ロス・バークリー(エヴァートンMF)、ジョンジョ・シェルヴィ(スウォンジーMF)、リヤド・マフレズ(レスターMF)、サディオ・マネ(サウサンプトンFW)

“ビッグ”チャンスとは所謂決定機、得点になるのが合理的と考えられるような状況のこと。

そのようなシーンを一番多く作り出しているのはアーセナルのベジェリンだという。MFではなくDFというのが興味深く、彼がチームで担っている重要性がこのデータからも伺えそうだ。

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