今年のU-17欧州選手権を制し、U-17W杯に欧州王者また優勝候補として参加しているフランス。

22日に行われたグループステージ第2節でパラグアイとの激しい撃ち合い(4-3)を制し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

昨日、ドイツが“伝統”を発動しアルゼンチンをフルボッコにした話題をお届けしたが、実はフランスは欧州選手権の決勝でそのドイツに4-1と大勝。そして今大会2試合で記録した10ゴールはドイツの8を超えて大会最多と、まさに前評判通りの凶悪な強さである。

そんな若きフランスの守護神を務めるがルカ・ジダン。レアル・マドリーの下部組織に所属する、あのジネディーヌ・ジダンの次男坊だ。

「おいおいジダンの息子がGKかよ…」と思わなくもないが、さすがはジズーの息子。この試合の途中にこんなプレーを見せていた。

WOW!

味方からのバックパスを受けるルカにパラグアイの選手が猛プレス。そこでルカはなんとボールを軽く浮かせて相手をいなしたのである。ポルトガル語でいう「シャペウ」だ。

大会前「父とは比較されたくない」と語っていた17歳のルカだが、GKにして父譲りのなんともトリッキーな技。ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーを目標に掲げるだけあり、足元の技術には相当自信を持っているらしい。

しかしよくよく見るとルカが浮かせたボールは相手を掠めており、一歩間違えれば失点に繋がる危険なもの。しかもその後タッチライン際の味方に送ったパスはあっさりカットされ、あわやピンチを招くところであった。

攻撃陣の破壊力は凄まじいフランスだが、守備陣は2試合で4失点。ルカとしてはここまでやや不本意な大会と言えるかもしれない。