イングランドではボクシング・デーなどを含め年末年始も休みなくフットボールが行われる。

この件についてマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、ウィンターブレイクがないのは悪しきことで、イングランドクラブの欧州での戦いやイングランド代表のビッグトーナメントでの戦いに影響を与えるものだと述べたという。

この発言について尋ねられた際、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督がどう答えたのかを、『guardian』が伝えている。

アーセン・ヴェンゲル（アーセナル監督）

「私はルイス・ファン・ハールに対し大いに敬意を払っている。だが、この件に関しては彼に同意しない。

それは私がかなり長い間イングランドにいるからかもしれないね。ここにやって来た時には、私も彼のような考えも持っていた。

だが、今ではもしそれが変わってしまったなら私は泣くだろう。なぜなら、これはイングランドの伝統とイングリッシュフットボールの一部だからだ。

ボクシング・デーの試合を抑える（観る？）ために、ヨーロッパ中の人々が試合を見にイングランドへ来る。世界的に人気があることは我々の重要な部分であり、誰も働いていないクリスマスには誰もがプレミアリーグを見る」

そのうえで、ヴェンゲルは休養の必要性は否定せず、代替案として年明け後の導入を提案したという。

「（ボクシング・デーの試合は）続けていきたい。私はずっと1月1日以降の休みをお願いしてきた。だが、この伝統は生かしておかなければならない」

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