ここまで第10節を終えた2015-16シーズンのプレミアリーグ。

ディフェンディングチャンピオンであるチェルシーの不調やウェストハムの躍進といったサプライズもあり、なかなかの盛り上がりを見せている。首位を走るマンチェスター・シティから5位レスターまでの勝ち点差はわずかに3と詰まっており、上位争いもめまぐるしく状況が変わっている。

さて、そんな同リーグでは各種データを公式HP上で公開している。節目でもある10試合を終了したということで、Qolyでも「ここまで最もパス数が多い選手ランキングトップ20」をご紹介した。

結果はサンティ・カソルラが1位につけ、アーロン・ラムジーやメスト・エジルが揃ってトップ10内に入るなどアーセナル選手のランクインが目立ったのだが、これをチームごとのパス数で見ると意外な事実が判明した。

というのも、ここまで10試合を終えたプレミアリーグで最もパス数が多かったのはアーセナルではなかったのだ!全20チームのパス数のランキングを見てみよう。

20位:レスター
総パス数:3,244本
パス成功率:74.20%

19位:クリスタル・パレス
総パス数:3,445本
パス成功率:78.70%

18位:WBA
総パス数:3,450本
パス成功率:75.80%

17位:サンダーランド
総パス数:3,450本
パス成功率:74.50%

16位:ワトフォード
総パス数:3,652本
パス成功率:77.50%

15位:ニューカッスル
総パス数:3,706本
パス成功率:80.00%

14位:ウェストハム
総パス数:3,791本
パス成功率:79.10%

13位:アストン・ヴィラ
総パス数:4,117本
パス成功率:80.80%

12位:ストーク
総パス数:4,166本
パス成功率:80.50%

11位:サウサンプトン
総パス数:4,186本
パス成功率:81.00%

10位:エヴァートン
総パス数:4,222本
パス成功率:81.80%

9位:ノリッジ
総パス数:4,280本
パス成功率:80.20%

8位:トッテナム
総パス数:4,510本
パス成功率:81.90%

7位:ボーンマス
総パス数:4,521本
パス成功率:79.40%

6位:スウォンジー
総パス数:4,650本
パス成功率:83.30%

5位:リヴァプール
総パス数:4,795本
パス成功率:82.10%

4位:チェルシー
総パス数:5,034本
パス成功率:83.00%

3位:マンチェスター・C
総パス数:5,441本
パス成功率:85.90%

2位:アーセナル
総パス数:5,561本
パス成功率:87.20%

1位:マンチェスター・U
総パス数:5,698本
パス成功率:86.10%

アーセナルを抑え首位に立つのは、ルイス・ファン・ハール監督率いるマンチェスター・ユナイテッドであった。

両チームのパス数の差は137本。

1試合の平均は13.7本ほどだが、この両チームは第8節に直接対決しており、この時にパス数はアーセナルが389本だったにもかかわらずユナイテッドが632本。試合はアーセナルが3-0と快勝したが、この試合のデータが大きく反映され、ここまでのパス数ではユナイテッドは1位となっているようだ。

なお、選手ランキングでも上位につける選手が少なくなかったボーンマスが7位につけている一方、5位と躍進するレスターは最下位の20位であった。

【厳選Qoly】スゴいメンバーだ…長谷部誠がプレーした「最強のチームメイト」ベストイレブン

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら