MF エデン・アザール

今季のチェルシーの不調を1人の選手に要約するなら、それはアザールになる。2014-15シーズンは最高の時を過ごし、52試合で19ゴール13アシストをマークした。その優秀さで『PFA Player of the Year』や数多くの称賛を勝ち取った。

このベルギー人選手の最近のパフォーマンスはそのスタンダードからすれば取るに足らないもので、1月か来夏に退団するのではないかと囁かれるほど。パス、ドリブル、ゴール(のデータ)において、彼は不調に陥っている。彼のトップフォームなしでは、チェルシーは亡霊に見える。

スタッツと評価

昨季は最初の10試合で54度のドリブルを成功させていた。今季は31度に減少。評価:10点中4点

MF ウィリアン

彼は今季のチェルシーにおいて例外であり、昨季のパフォーマンスに匹敵するものを見せている。昨季の通算得点数と同じ4ゴールを今季はもうすでにマーク(プレミアで2点、CLで2点)している。

実際、ここまでのチェルシーのベストプレイヤーだと彼は十分に主張できる。

スタッツと評価

評価:10点中7点

MF ネマニャ・マティッチ

昨季チェルシーが成し遂げた全てにおいて不可欠な存在であった。だが、今季ここまでの乏しいシーズンにおいて、不調に喘ぐひとりだ。中盤の要であるが、自信を欠いているように見える。パスはどっかに行き、タックルには効果がなく、ボディーランゲージも全部間違っている。

この調子なら、シーズン末にはルベン・ロフタス=チークに取って代わられているだろう。ウェストハム戦では10分間のうちに立て続けにイエローカードを貰って退場。この出場停止期間は試合における要素を再構築するために使うべきだ。

スタッツと評価

平均パス数は67.4から47.1へ減少。評価:10点中4点

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