マンチェスター・ユナイテッドの熱烈なファンとして知られる地上最速の男ウサイン・ボルトは、冗談半分でたびたびサッカー界への転向を噂されてきた。

196cmと大柄でいかにもストライカーといった印象のボルトだが、実は左利きで、過去に自身のベストイレブンを発表した際、自らを左サイドに配置している。

そんなボルトがもし本当にサッカー選手へ転向したら「たぶんこんな感じで活躍するんじゃない?」というプレーを見せた選手がいたのでご紹介しよう。

なんと、相手のフリーキックをキャッチしたGKからボールを受けた画面手前の選手が、そのまま猛烈な速度で爆進!ボールタッチが乱れ、深い位置で一度は奪われそうになりながらも強靭なフィジカルでなぎ倒すと、最後は折り返してゴールをアシストしたのである。

これは実にボルトっぽい!

約80mをドリブル突破しアシストを記録したのはスイスのビール・ビエンヌに所属するガーナ系ドイツ人コフィ・シュルツ。ボルトほどではないが188cmと大柄な26歳の黒人DFだ。

スイスリーグの公式サイト『sfl.ch』はこのプレーを「まるでウサイン・ボルトだ」と褒め称えた。さぞかし凄い選手なのかと思いきや、シュルツはドイツ国内では4部止まりで、今シーズンからスイス2部にやってきて、しかもこれが初アシストだったようなのだ。

…当たり前のことだが、これだけのサイズと速さを持っていても、ただそれだけで活躍できるほどプロの世界は甘くないようである。