『Sportmole』や『nieuwsblad』など各メディアは「アンデルレヒトのイタリア代表FWステファノ・オカカは、アントニオ・コンテ氏の態度を賞賛した」と報じた。
今夏サンプドリアを離れベルギーのアンデルレヒトに移籍したオカカ。
クラブとの喧嘩別れであったからか、ベルギーという珍しい舞台を選んだものの、始まってみれば名門クラブで存在感を発揮。かなりのペースで得点を量産している。
この活躍によって久々にイタリア代表へと復帰を果たすことに成功し、EURO2016出場に望みを残した。
代表チームでのインタビューに臨んだオカカは以下のように話し、コンテ監督の選択について「偏見やゴシップを気にしていない」と賞賛した。
また、これまで彼が積極的に関わってきた人種差別問題や、ベルギーの育成が成功している秘訣についても語っている。
ステファノ・オカカ
(アンデルレヒト&イタリア代表FW)
「より強くなった代表に復帰できた。いつもより準備が整っている選手達とともにね。
海外でプレーしていることで問題を感じたことはない。コンテ監督は、偏見やゴシップなどを超えて、人物を知ることを好む。フットボーラーということも超えてね。
そして、もし上手くやっていれば、それは招集に値する。
その場所で行われているサッカーのレベルについては批評家から一言あるようだが、僕は常に自分の全てを捧げてきた。いつ、どこのピッチであろうともね。
それはただの先入観であるし、そういうのは好きじゃないな。
誰かがそういうものを書く。真実は知らずに。しかし今、それはただの過去のことだ。
フェレーロ? 僕はアンデルレヒトのことと、自分自身のことだけを考えているよ。言葉を無駄にしたくはない。
僕の目標は良いプレーを続けることだ。試合をベースにして、良くなるか悪くなるか。それがより重要になってきている。
夢は、僕たちの燃料なのさ」