スイス・スーパーリーグで見られたフェアプレーの場面が話題になっている。

先週末に行われたバーゼル対グラスホッパーの試合は、2-3という結果に終わっている。敵地に乗り込んだグラスホッパーが勝ち点3を獲得し、首位バーゼルに土を付けた。

しかし、試合結果よりも話題になったのは、この中で18歳のスイス代表FWブレール・エンボロが見せたフェアプレーだった。

1点ビハインドの90分、既に試合終了が近づく中で、タウラント・ジャカのシュートがエンボロに当たってゴールラインを割る。これを審判はコーナーキックと判定したものの、そのミスを指摘したのはバーゼル側のエンボロだった。

自分の方にシュートが当たったためにゴールキックだと主張し、判定は変更に。

バーゼルが1点を追っている状況、さらに残り時間も少ない中で、自分のチームが不利になるような指摘をするのは勇気が必要なことだ。

それを乗り越えて真実を主張したエンボロの行為には各国から賞賛の声が上がっている。

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