5:オーウェン・ハーグリーヴス(2008年4月 アーセナル戦)

上位が混戦だったこのシーズン終盤、優勝を争うアーセナルとの一戦で決まった意外なゴールであった。

勝利が義務づけられたこの試合、1-1で迎えた70分過ぎだ。ジウベルト・シウヴァのファウルで奪ったセットプレーから、シュートを放ったのはロナウドではなくハーグリーヴスだった。

マンチェスター・ユナイテッドでは怪我に苦しみ、結局2得点しか決めていないハーグリーブス。その一つが、優勝を大きく引き寄せる重要なフリーキックだった。

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