17日に行われたプレーオフ2試合をもって、出場全チームが出揃ったEURO2016。

今回は「今さらだけど、来年のEUROってどんな感じなの?」という方のために、「これだけは知っておきたい」という4つの事実をまとめてみよう。

※日時や時間は全て日本時間

1. 出場チーム数が拡大。「16」から「24」へ

例年、16ヵ国によって争われていた欧州選手権。2016年大会から出場国が24チームに拡大されている。

予選を勝ち抜き出場を決めた24チームは以下の通り。

【開催国】

フランス

【予選グループ1位通過チーム】

チェコ
ベルギー
スペイン
ドイツ
イングランド
北アイルランド(※)
オーストリア
イタリア
ポルトガル

【予選グループ2位通過チーム】

アイスランド(※)
ウェールズ(※)
スロバキア(※)
ポーランド
スイス
ルーマニア
ロシア
クロアチア
アルバニア(※)

【予選プレーオフ通過チーム】

ハンガリー
アイルランド
スウェーデン
ウクライナ

※は初出場

サプライズとしてはオランダの敗退だろうか。

また、今予選ではこれまでの大会で低迷していたアイスランドやウェールズ、北アイルランドといったチームの躍進が目立った。

なお、この出場国数だが次回の2020年大会でも引き続き採用される予定である。

2020年大会は欧州全土開催であり、すでに試合会場となる13都市が決定。決勝はロンドンのウェンブリーで行われる。

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