『Daily Mail』は「ディディエ・ドログバは、自身2冊目の自伝を出版する」と報じた。

ドログバの2冊目の自伝『Commitment : My Autobiography』は11月19日に発売される。日本では時差の問題で先んじてリリースされており、AmazonではKindle版も

『Daily Mail』はその中身を抜粋していくつかのエピソードを紹介しており、その中にはランパードやテリー、フアン・マタらとの関係も明かされているようだ。

「(トレーニングの最初の日について)

若く見えたが、大きくて強い男に気付いた。彼はそのように振る舞っていたので、私は『彼はリザーブから来たんだな』と仮定したんだ。

興味深いなと思った。ちょっとした経験を得るために呼び寄せられたんだなと。

トレーニングセッションが終わりそうなころ、私は他の選手に『あの若い選手は誰?』と聞いたんだ。

そうしたら彼は笑って『キャプテンだよ!ジョン・テリーだ』と答えたんだ。

私はチームのことについて僅かしか知らなかったんだ。新しいキャプテンだなんて気付きもしていなかったよ」

チェルシーに加入してしばらくは、ドログバはあまり高い評価を受けられず批判の標的にもなった。フランスに戻ることもオプションにあったという。

しかし、ドログバがチェルシーに残留することを決めたのは、フランク・ランパードのテキストメッセージがあったからだったようだ。

「私を(チェルシーに)留まらせるよう、一人で説得した男がいる。それはフランク・ランパードだ。

『やあ、DD(ドログバ)。僕は君に残って欲しい。なぜなら、我々は共にリーグを勝ち取らなければならないからだ。そして、共にチャンピオンズリーグを制覇しよう!』とね」

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