スペイン『MARCA』が、「涙をこらえることができなかった10人のサッカー選手」という企画を掲載している。

勝負の世界では涙はつきもの。喜びにも悲しみにも伴うものだが、今回ではどちらかというと後者に近いものが多くノミネートされている。

今回は、同紙が選出したシーンの動画とその背景をご紹介しよう。

1. ルイス・エンリケ(スペイン代表)

・1994ワールドカップ 準々決勝 イタリア戦

スペイン代表の一員として、ワールドカップに出場していたルイス・エンリケ。イタリアとの準々決勝でマウロ・タソッティにひじ打ちを喰らい、鼻骨を折っている。

エリア内での行為だったにもかかわらずタソッティにはイエローカードすら提示されず、ルイス・エンリケは涙目で審判に訴えかけた。

2. クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)

・EURO2004 決勝 ギリシャ戦

ルイス・フィーゴとポルトガルの両翼を担い、自国開催のEUROに出場していたクリスティアーノ・ロナウド。当時まだ19歳である。

強豪を次々に撃破し決勝に臨んだものの、開幕戦で黒星を喫したギリシャに再び敗れ悲願の優勝は実現できなかった。若き頃のロナウドは、時折このように涙していた印象がある。

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