6. ジョン・テリー(チェルシー)

・2007-08 UEFAチャンピオンズリーグ決勝 マンチェスター・ユナイテッド戦

モスクワで行われた同シーズンのCL決勝は、雨の中でのPK戦へ。クリスティアーノ・ロナウドが外して迎えたチェルシーの5人目。

これを決めれば悲願のビッグイヤーという状況で、キャプテンのテリーは足を滑らせこれを失敗してしまう。

結果、この後PK戦はサドンデスに突入し、二コラ・アネルカの失敗でビッグイヤーはユナイテッドのもとへ。テリーにとっては涙雨となった。

7. ロベルト・バッジョ(イタリア代表)

・1994ワールドカップ 決勝 ブラジル戦

サッカーというスポーツのドラマ性を象徴するかのような幕切れだった1994ワールドカップの決勝。ロベルト・バッジョのPK失敗によってブラジルは史上4度目の優勝を果たした。

ただ茫然とするバッジョの後ろ姿と両手を掲げて喜ぶGKタファレルとのコントラストは、これ以上ないほど残酷なものだった。ピッチを後にする際、やはりその感情をコントロールすることはできなかったようだ。

8. ロナウジーニョ(アトレチコ・ミネイロ)

・2012ブラジル全国選手権 第28節 アフィゲイレンセ戦

フィゲイレンセとの試合で3ゴール&2アシストと大爆発したロナウジーニョ。なかでもゴール左斜め45度から決めたゴールは圧巻だった。

ゴール後にはビスマルクのようなポーズで涙を抑えていたが、この試合の継父が亡くなり、母親も病気にかかるという出来事があったようだ。

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