ドルトムントは敵地に乗り込んだELクラスノダール(ロシア)戦に0-1で敗れた。

香川真司らは休養のため帯同しなかった試合は移動を含めてかなりハードなものだったという。また、ポストに何度か嫌われる面もあり、トーマス・トゥヘル監督は「パラドキシカル」な結果だとして、「試合に勝つためにはちょっとした運が必要なことは分かっている。だが、今日は運だけで試合に勝つことができることが見れただろう」などと嘆いていたという。

さて、その試合のハーフタイムにはこんな場面があったようだ。

チームメイトたちから離れ、1人で地元のボールボーイと遊んでいるのはアドナン・ヤヌザイだ。少年にとっては貴重な体験だったろうし、見様にとっては実にいい光景である。ただ、彼の置かれている状況は微妙だ。

ブンデスリーガではいまだ途中出場しかなく、合計しても160分ほどしかプレーできていない。マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は彼について、こう語ったばかりである。

ルイス・ファン・ハール(マンチェスター・ユナイテッ監督)

「(ドルトムントへのローンは)大きなリスクだと前もって伝えた。レベルの高い選手たちと競い合わなくてはならず、それは簡単ではないからだ。それはマンチェスター・ユナイテッドでも同じことだ。

彼には全ての試合でプレーして欲しい。だから、プレミアリーグ(の他のチーム?)でプレーして欲しかったのだが、彼がドルトムントを選んだ。

様子を見なければならない。今彼はプレーしていないからね。

彼にはプレーするだけの才能があると確信している。だが、多くを学ばなくてはならない。才能は大事だ。だが、成長するための個性も才能だ」

また、ベルギー代表からも最近は外れているが、それでもこの日は先発ではなく68分からの出場であった。

このシーンは単なる気分転換だったのかもしれないし、15分間のうちの一コマだったかもしれず、何かを断言できるものでもないかもしれない。とはいえ、ちょっと気になる場面であった。