先週末、レヴァークーゼンはシャルケと対戦。

エリック・シュポ=モティングに先制を許すも試合終了間際にチチャリートのシュートをサーシャ・リーターがオウンゴールし、1-1でタイムアップとなった。

この試合はレヴァークーゼンのホームであるバイ・アレーナで行われたのだが、あってはならないことが発生してしまった。

前半途中、MFハカン・チャルハノールがコーナーキックを蹴ろうとした際、ピッチ上に食物が投げ込まれたのだ。しかもその物体は豚肉の欠片であったのだという(パンだったと伝えるメディアもあるが、『FOX』では豚肉としている)。

ハカン・チャルハノールはドイツ生まれが、トルコにルーツを持っている。そのトルコは人口のほとんどがムスリムであると言われており、イスラム教徒であれば豚肉を口にすることはできない。

観客席に生肉があるのはきわめて不自然であり、今回のこの行為はハカン・チャルハノールに対する人種差別的な行動であったのではないかとドイツでは伝えられているのだ。

しかし、そうした心無い行動にも冷静に対応したのがハカン・チャルハノールだった。その肉片を確認すると…

両手で大切そうに掲げ肉片に一度キスをすると、祈りを捧げながらそれをピッチの外へと運び出したのだ。

祈りの目的は不明だが、このような形で使用された命に対するものであったと考えるのが普通だろう。投げつけた相手に激高してもおかしくはない状況ではあったが、プロ意識の高さを見せてくれた。