選手は強盗の計画にかかわったことは認めている一方で、麻薬密売に関与したということについては否定しており、無実を訴えている。

とはいえ強盗の関与については事実であったとのことで、ウニベルシダ・カトリカは彼を無期限に追放するという判断を下している。

しかし、『La Tercera』によれば、彼にはこれらの強盗を行わなければならないようなのっぴきならない状況もあったという。

マイケル・リオスの息子であるヨアンは生まれながらにして脳の変性疾患を持っており、正常な発達が出来ないという難病にかかっている。

2006年に生まれた彼を治療するため、リオスはこれまで莫大な資金を使わざるを得なくなっており、必死に金策を行う必要性に駆られていたとのことだ。

これまでトラブルを起こした経験もないリオスが犯罪に関与するという衝撃的な事件の裏側には、これらの切実な理由があったのではないかと推測されている。

しかし、もちろん罪は罪であり、強盗の関与が確定すれば18か月から5年の懲役刑に処せられる可能性が高いとのことだ。

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